装備と携行品

必須装備

 まずは安全装備。ライトとリフレクターとベルがちゃんと装着されているか確認しましょう。ベルは、ママチャリっぽくなるからちょっとなんて人がいますが、そういう人にはエアロタイプのクールなデザインのベルがお勧めです。特にサイクリングロードを走る時には、ベルを着けていると結構活躍するんです。

携行品

ワイヤーロック

ポタリングではご飯を食べたり、観光スポットを見学したりして、自転車を離れることが多いので、必ず持っていきましょう。お勧めは少し長めのストレートタイプ。なぜ少し長めのストレートタイプなのかということについては、後程ご紹介することにいたします。

 自転車にトラブルがあって、途中で走れなくなってしまったら、ポタリングが台無しです。例えトラブルに遭遇したとしても、応急措置をできるようにしておきましょう。

 まず用意しておきたいのは、チューブとタイヤレバーと携帯用ポンプ。名づけてパンク修理の三種の神器!これさえ用意しておけばパンクも怖くはありません。ちなみにチューブは種類が沢山あるので、判らなかったら自転車屋さんに選んでもらいましょう!

 自転車に乗りたてのころは、体が変わりやすいので、シートポジションやハンドルポジションがすぐに合わなくなってきます。スポーツ車であれば、アーレンキーだけで調整できるようになっているので、違和感を覚えたらその都度、小まめに合わせるようにしましょう。
 アーレンキーにも様々な種類がありますが、お奨めはL字型のタイプ。マルチツールタイプはコンパクトに折り畳むことができますが、いざ使ってみると、折り畳み部分がグラグラしたり、ボティが邪魔して肝心のボルトに届かなかったりして、しっかり締め込めないことがあるからです。
 そしてあると安心なのがミニスパナ。輪行するときにペダルを外したり、ホイールに振れが出たときにニップルを調整するときに便利です。

 ツールをバラバラにしておくと、持って行くのを忘れたり、どこに入れたかを判らなくなったりするのでツールボックスにまとめておくと便利です。ツールボックスにもいろいろなタイプのものがありますが、お奨めなのはソフトタイプ。ハードタイプのツールボックスは、走行中に振動でカチャカチャ鳴ってしまったり、ツールを使う時に、いちいち全部中身を取り出さなければいけなくなったりするからです。たときにニップルを調整したりと、意外に活躍するんです。最後に忘れていけないのは、ドリンクボトル。熱中症になったら大変です。小まめに水分を補給できるようにしておきましょう。